その筋の親分さんの家には桜がある?

「その筋」とは、どの筋のこと?
ここでの話は、怖い方々の筋のことです (^。^;)
昔の東映でよく扱われた世界。
義理と人情を秤にかけて、堪忍袋が切れた時、
高倉健さんが刀を抜いて殴りこみに行く。
カッコ良かったです。
しかし今は、その世界は当局から「指定暴力団」とされています。
そんな事情もあり、今は、「その筋」の世界をテーマにした映画とか少ないですよね。

それだけ現実の日本の状況が怖い社会になってきている証拠かもしれません。
「その筋」を美化するような映画を作っても顰蹙はかっても、恐らくヒットもしないかもしれません。
でも神戸の大震災の時、その筋の方々が大活躍したというのも事実です。
炊き出しやら支援物品の配布などのボランティア活動で、
現場でテキパキ仕事をしたのが「Y組」だったというのは有名な話。
だからといって肯定はしませんが・・
こんな言葉ご存じですか?

桜折るバカ 梅切らぬバカ

この言葉、最近殆ど聞くことが無くなった言葉です。
 「桜折るバカ 梅切らぬバカ」とも云う。
元々は、桜と梅を育てるための剪定の方法の違いを教える言葉だったのですが、
は枝や幹を着るとその部分から傷みやすくて腐ったりするので、 なるべく切らないほうが良い。
一方、は切らないと無駄な枝が伸びて翌年花が咲かなくなる。
この違いを桜と梅、切る切らないの対照的な話としてこの言葉が生まれたそうです。
ゴロが良いのでよく使われるようになったのでしょう。
日本人が桜好きでは皆が好きだからこそ、この言葉はヒットしたんですね。
桜の下で宴会をし、酔った勢いで桜の枝を折ったりする不埒者も居ます。
桜の枝は簡単に折れます。
ヤクザの親分の家は桜を植えるとよく言われるのを聞いたことがあります。
これは不意の刺客が襲ってきた時、手持ちの武器がなくても、 桜の枝を追って木刀がよりする為とまことしやかに言われていますが、ホントかどうか?は、
・・・知りません。(笑)