医師はカルテに「風邪」とは書かない

喉が痛くて、ハナが出て、熱っぽくて、だるい。
こんな体調不良の症状は、誰もが、思うのが「風邪」です。
しかし、医者はカルテに『風邪』とは書かないそうです。

風邪は、主にウイルスによって引きおこる、呼吸器系の急性炎症の総称なんですね。
「風邪症候群」と呼ばれています。
つまり 「風邪っぽいいくつかの症状」 を「風邪」と呼んでいるにすぎないわけです。
◎風邪とは発熱、・鼻や喉の炎症、・頭や筋肉の痛み、これらの症状の総称。そして、昔からこんな言葉があります。

【風邪は万病の元(かぜはまんびょうのもと)】

今は、あまり耳にしない言葉ですね。
意味としては、風邪はあらゆる病気の元になるから、あなどってはいけないという戒め。
風邪は誰でも罹るし、軽くみられがちですが、様々な病気のスタート地点でもあり、風邪の事は、『百病の長』とも云います。
『百薬の長』なら、お酒ですけど・・(^o^)
しかし、「風邪症候群」だと思っていたら、実は、大きな病気の初期症状だったということも有ります。
もし風邪にかかって安静にしてもなかなか治らないようなら、医師にしっかり検査してもらったほうが安心です。
そろそろ無くなってしまう言葉かもしれません。