亡き両親を思い出す言葉
今は亡き、私の父母がそれぞれよく使っていた言葉ですが、
時々、父母を思い出す度、「ホントだよなぁ~」と心に刺さる言葉がこれ。
孝行(こうこう)のしたい時分(じぶん)に親はなし
孝行とは、親孝行の事です。子が親に対して奉仕することですね。
当然、経済的に親を楽にすることも孝行です。
子が成人して経済的に余裕ができ、親の苦労が判るようになって
親孝行をしたいと思ったときは、遅し!
親はもう、この世にはいないという、皮肉な巡り合わせせ詠んだ川柳でもあり、諺(ことわざ)です。
この川柳は、まだ日本人の平均寿命が短くて、人生五十年と言われていたころに出来たものですが、寿命が延びたとはいえ、それでも、多くの人は、子供から大人になり、働けど働けど、なかなか、簡単には経済的ゆとりは出てきません。
そして、人はある日この実感を噛みしめる時を必ず迎えることでしょう。
実際の話として、私の場合も、今は亡き両親がいても、なかなか満足いく親孝行は出来ないような気がします。
それだけ現代社会が厳しくなってきている裏返しかもしれません。
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