今使うと顰蹙を買う言葉かも

こんな言葉、聞いたこと有りますか?

【酒と女は二合まで】

今、こんな言葉を、公共の電波で言ったら、顰蹙を買って放送局にクレームがくるかもしれません。
昔はこんな表現、平気だったんですね。

意味としては、酒好きの者に対して健康を気遣って「お銚子はせいぜい2本、二合まででやめておいたほうが良い」と云う意味。
この言葉の後に、「女性も二号までだよ」と続く。

お酒の二合と、女性の二号さんをかけた昔のダジャレですね。

「正妻」、「お妾」、「二号さん」という言葉は、昭和まで平気で使われていた言葉です。
でも、現在は女性蔑視の言葉としてこれらの言葉は使われません。
こういう言葉の使われ方の変化は良い方向への変化だと感じます。

そう言えば、今、TV、ラジオで、昔に収録した落語家の名人上手の演目を流す時、こんな ↓ 一言が添えられることが多いです。
『現在では使われていない不適切な表現がありますが落語の芸術性を勘案してそのまま放送しますのでご理解ください。』
逆に、どんな言葉を“不適切” としているのか?注意して聞いてみるのも、面白いです。